太陽光発電の家庭用の蓄電池

最終更新日 2021年3月11日

監修・著者 ソーラーパネル業界人 山田 弘樹

太陽光発電の家庭用の蓄電池

知っておきたい「太陽光発電」

省エネを実現しながら快適に暮らせるうえ、余った電気を売れることから太陽光発電を導入されるご家庭が増えています。そして発電した電気を蓄えておけるのが蓄電池です。それでは、これの有無によって省エネ具合も大きく違うと言われる家庭用蓄電池の魅力に迫っていきましょう。

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万が一の時にもライフラインを確保できる

降り注ぐ太陽の光で電気を作る太陽光発電は、省エネを象徴するシステムです。これがあれば万が一停電になった時でも、自立運転へとパワーコンディショナーを切り替えることで電気を供給できるため、非常時でもライフラインを確保できるのが大きな魅力です。現在の暮らしは電気が使えなければかなり不便な生活を強いられますから、もしもの時にもその真価を発揮してくれます。そして、発電した電気を蓄えられる家庭用蓄電池も一緒に導入すれば、利便性が飛躍的にアップするのです。蓄電池があれば夜間の停電時でも電気が使えますので、テレビをはじめ、食品保存に欠かせない冷蔵庫なども使えるのが魅力です。

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電池の活用法と電気代を節約する仕組み

もちろん普段の生活でも、太陽光発電プラス家庭用蓄電池のシステムは、エコで賢い暮らしに大活躍します。先ず、太陽光発電は日が昇った朝の時点から開始され、発電量が多い時は電力を売却できるのはご存知の通りです。そして、最も電気を使う時間帯は、蓄電池に蓄えられた電気も使って省エネに貢献します。夜になれば太陽光発電はストップしますが、蓄電池の電気が使えますので、夕方から夜にかけましても、電力会社の電気にそれほど頼らなくても良い訳です。その後、夜も深まった頃には、価格の安い深夜帯電力を使って蓄電池へ充電していきます。つまり家庭用電池があれば、料金の高い時間帯の電気を極力使わずに済むため、電気代を節約できるのです。

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住まいにピッタリな機種を選ぼう

家庭用の蓄電池にはポータブル型もありますが、大きな容量で宅内の電力をカバーできる定置型が主流です。各メーカーが様々な機種を発売していますので、色々なタイプから選べます。一般的に容量が少なければ価格も低めですから、導入しやすいのが魅力です。ただし電気代の節約効果は若干少ない傾向があるため、その点は悩ましいところです。売れ筋の機種でも大容量の多機能型と人気が分かれていますから、導入コストと各家庭で必要な機能を照らし合わせて最適な機種をお探しください。そのほか、寿命や保証期間が長ければ、結果的にお得になる場合がありますので、その点も加味しておきましょう。

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まとめ

まとめ

家庭で太陽光発電を設置する際は、蓄電池も一緒に導入するのが得策です。そのことで夜間の停電でも電力を確保できるのをはじめ、普段の生活でも電気代の節約に貢献するなど、飛躍的に利便性がアップします。電池の主流は定置型ですので、導入コストや機能を比較して、各家庭でピッタリな機種を選びましょう。

 

【この記事を書いた人】山田 弘樹
これまでに太陽光発電会社での営業を10年経験しました。もちろん、自宅にも設置しています。業界にはかなり精通しています。


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【太陽光発電についての公式資料】
経済産業省 太陽電池発電設備を設置する場合の手引き
国土交通省 太陽光発電設備等に係る建築基準法の取扱いについて
環境エネルギー庁 FIT法改正で私たちの生活はどうなる?

【太陽光発電の関連団体】
JPEA 太陽光発電協会

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