太陽光発電の設置に関する規制 周辺への配慮が必要

知っておきたい「太陽光発電の設置に関する規制」

太陽光発電の装置を設置するのに、規制が足かせになるケースがあります。周辺住人や景観を重視する自治体では特にシステムに対して厳しくルールを定める動きがあり、発電システムを設置できない場合もあるのが実情です。

規制は各自治体が独自に設けている

土地に太陽光発電システムを設置して売電収入を得ようとした場合、その土地の自治体の規制は細かくチェックする必要があります。例えば遺産相続などで得た遠方の土地を遊ばせておくのはもったいないからと、建設に踏み切った途端に中止を余儀なくされたのでは大きな痛手です。各自治体での共通点は、太陽光発電モジュールの光沢や反射性を抑制する内容で、色を周辺環境に馴染むようにしたり、反射を抑えたりするのが中心。また、特に問題なのが世界文化遺産などの指定区域で、景観を重要視するところでは設置そのものを不可としている場合もあります。間違いなく設置の際、自治体へ事前申請を行い審査と協議が必須とされていますので、自分の土地だからと言って勝手に進めることは出来ません。

景観を損なわないよう最大限の配慮を

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近年問題になったのが富士山が世界文化遺産に登録されてからです。富士山周辺ではすでに全体的に太陽光発電システムの設置は抑止、自粛が求められる地域となっていますので注意が必要です。自宅があり、その屋根や庭に取り付ける程度であれば良いでしょうが、土地設置型のシステムは面積によっては自治体と相談が必須です。確かにモジュールの金属は周囲の自然からは浮いてしまいますので、黒色にしたり、高さを低くしたりして目立たなくする配慮は必要でしょう。灰黒系やこげ茶色にすることで、木々に馴染ませるだけでなく、彩度6以下明度2以上などより細かな指定がある場合があります。景観を阻害しない位置にするなど、配置場所にも諸条件が定められているので確認が必要です。

電力販売は周辺環境への配慮が必須

土地を使用した再生可能エネルギー発電設備設置事業などは、近隣関係者からも助言を受けるなど住民への説明会が必要不可欠とされています。奈良や京都など伝統的な建造物が多い地域でも同様の措置があり、太陽光発電パネルも例外ではありません。昨今のこうした規制を受けて、モジュールのメーカー側も色や形状が景観を損ねないタイプの製品開発を進めています。都合ばかりを主張するのではなく、自治体が提示するガイドラインをよく理解して、事前に丁寧に協議を重ねる姿勢が重要でしょう。固定価格買取制度で電力販売が確約された発電事業ですが、土地が大切にする景観を損なわない事業展開を目指す事が成功の必須条件と言えます。

まとめ

太陽光発電システムの大掛かりな設置には、景観との兼ね合いを考えた自治体の各種規制を確認する必要があります。個人の持つ土地にシステムの設置を検討する場合には、必ず事前に自治体へ申請して協議を進めましょう。

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